シニアライフは自己発揮のステージ
「自分」の時代が始まる
シニアライフを要約すれば、多くの人にとっては仕事(会社等に拘束された労働)、生計の維持、子育てなどから開放されたゆとりの時代となる。
しかも、多くのシニアは健康であり、人生80年時代の長くて自由な時間をこれから持つことになっている。
そして、これからのシニアは、こうした時間を有効に活用し、自由な生活を享受する方向に向かいつつある。
例えば、「定年」にこだわらない循環型の生き方などは、日本型経営の崩壊を背景としてすでに特異な生き方ではなくなっている。
また、年齢を感じさせないエージレスのライフスタイルも多くみられるようになった。
確実に日本のシニアは、新しい時代を迎えている。
その結果、これからのシニアには、いきいきとした拡がりのあるシニアライフの展開が期待される。
生きがいを求めての仕事(ワーク)、学習・研究活動、文化・趣味活動、社会活動、あるいは、スポーツ、あそび、旅、海外ツアーなどシニアにはこうした自由で多彩な生き方が可能になる。
つまり、これからのシニアは、本当の「自分」を発揮する生き方、自分が納得できる生き方をすることが可能なのである。
これからのシニアのライフパターン
束縛から自由に解放されたシニアライフは、それぞれの人の価値感、生きざまによって多様な形をとるものと考えられる。
以下、これからのシニアライフの四つのパターンを、モデル化してみることにする。
この四つのパターンには、これからシニアに期待する生き方だけでなく、現在の中高年層に多いパターンも取りあげ対照してみることにした。
(1)循環型(ホロニック型)シニアライフ
アメリカだけではなく、日本でもこれからのシニアの一般像となろう。
定年にこだわらず早い時期から余暇・仕事の一体化した複線型ライフパターンに入ることも考えられる。
労働・ワークからは段階的でおだやかな引退となる。
余暇上手であり、ワーク、学習、レジャー、社会活動など多彩な生活を展開することになる。
(2)機会開発型シニアライフ
定年、あるいは会社を退職を機会に全く新しい生活に挑戦するパターンである。
自分の意志による過去(会社とその仕事)との積極的断絶である。
自分の求める仕事(ワーク)、社会活動、研究活動などにより、自分の生きがいを実現させようとする。
(3)天職一直線型シニアライフ
学者、芸術家に多いパターンであり、早くから天職を発見し、それを貫いている。
仕事はワークであり、自分を中心とする自由な生き方で仕事も余暇も一体化している。
もちろん、ワークそのものには、挫折や断絶もあり、生涯一直線を貫ける人はすぐれた才能と強固な意志に恵まれた人ともいえる。
(4)定年断絶直線型シニアライフ
これまでの中高年サラリーマンに多いパターンである。
定年になったら何をしていいかわからない、余暇下手でレジャーの楽しみ方も知らない、全てが妻だよりとなる。
会社中毒、仕事中毒から抜け切れず、何をすることもなく無為のままに「老い」を迎えることになる。
余暇生活においても自立できないパターンである。
以上のように、シニアには様々な生き方がある。
しかし、共通しているのは、これからのシニアライフには自由で豊富ともいえる時間が残されていることである。
この時代こそ、自分がかつてやりたかったこと、今やりたいことを実現するチャンスの時でもある。
あえて、現在の中高年サラリーマンに対して申し上げたいことは、余暇生活に対して積極的に立ち向かい、自立性のあるシニアの生き方を確立していただきいたということである。
お気に入りのブックマーク・RSSに登録 »
関連記事
サイトマップトラックバック(0)
http://yg-away.biz/mt/mt-tb.cgi/1651


