国際化の時代…、雇用の仕組み、賃金の仕組みが大きく変わった
年功賃金は日本固有のものだ
中高年の人々には冷たい事実を示すことになる。
年齢別賃金カーブの国際比較を行ってみると、年齢と共に賃金が上昇しているのは日本だけである。
まず、生産労働者についてみると、50歳まで上昇カーブを描くのは 日本だけで、イギリス、フランス、ドイツは30代前半まで。
特にアメリカは上昇するのは20代後半までであり、30歳以降は横ばい〜スローダウン傾向となる。
国際的には年功についてはあまり考慮されていない。
管理・事務・技術労働者、いわゆるホワイトカラーについても、生産労働者ほど極端ではないが、全く傾向は同じである。
日本の場合は 年齢に伴って上昇を続け54歳でピークを迎える。
これに対し、アメリカ・ドイツ・イギリスは40代前半、フランスは40代後半でピークとなる。
国際化の時代…、国際化の影響は何も国際価格への平準化を合言葉とする価格破壊ばかりではない。
人事システム、賃金システムなども 国際競争に括抗するためにはこれまでの制度が崩壊しても不思議はない。
国際的に見ると日本における年功序列制度はむしろ異常ともいえる。
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