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発明家の仕事
どんな仕事?
ドクター中松さんの言葉を借りて、発明を3タイプに分けて考えてみる。
仕事としての発明は「研究のための発明」が近く、科学的な分野が多くなる。
素人にとって入りやすいのは、自分のアイディアを権利化・商品化する「趣味でやる発明」だ。
発明成功の暁には、メーカーと契約を結ぶか、発明品で事業を興し独立する2つの道がある。
収入はいくら?
自分の発明が特許を取得したら、メーカーなどに採用してもらい、ロイヤリティ(特許料)が収入となる。
通常のロイヤリティ契約では発明品が1つ売れるごとに、その卸値の3%を受け取ることができる。
また、最初の契約時に頭金として30万〜100万円前後が支払われるケースもある。
ちなみに、年間400万個売れる「洗濯機の糸くず取り具」は、15年間毎月200万円ものロイヤリティが入る。
発明成功までの研究開発費や、特許出願のコストなどは自己負担になるが、ヒットすれば収入も大きい。
発明家になるには?
自分が発明したことをきちんと証明するには、(1)特許(2)実用新案(3)意匠(デザイン)(4)商標(ネーミング)のいずれかの権利を取得することだ。
特許庁へ出願するには書類作成などが必要で、その費用は弁理士に依頼すると25万〜30万円、自分ですれば2万円ほど。
社団法人発明学会では、会員以外の相談も無料で受け付けてくれる。
アイディアが浮かんだら、相談してみるといい。
ノー・アイディアでも発明に興味のある人は同団体の『日曜発明学校』に参加し、他人の発明を見るのも勉強になる。
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政治家の仕事
その他の仕事
政治家の役割は、国や自治体の方向性を決めることだろう。
そのために「いろいろな会合に出て、情報交換をして、勉強を積み重ねる」ことは色々勉強してみてわかった。
しかし、具体的にどんな仕事かはよくわからない。
「政治家の仕事がウサンくさいと思う庶民感情は正しい」と、政治家のAさんは語っている。
いつか、政治家100人の仕事というテーマで取材してみたい。
収入はいくら?
国会議員の月給は衆議院、参議院とも同じ。
議長が220万8,000円、
副議長が161万1,000円、
一般の議員は当選回数に関係なく、一律131万7,000円。
秘書はランクがあり、
第1秘書が39万3,606円〜61万9,491円、
第2秘書が29万4,816円〜45万4,545円、
政策担当秘書は41万6,250円〜62万8,593円。
一方、都議会議員の月給は議長の125万円を筆頭に、副議長114万円、議員102万円で、常任委員会・特別委員会の委員は106万円、同副委員は104万円になっている。
政治家になるには?
「若いうちから政治家を目指すのは、やめておいた方がいい。
ロクなことではない。
ちゃんとした正業に就かないで、学生時代から政治家になろうなんて奴は、異常な権力主義者といってもいい。
僕も政治家など嫌でたまらなかった。
それでも政治家になるのは運命。
僕の場合は、全共闘時代にマルキシズムに出合ったことが大きい。
政治の存在理由が人間の解放にあることを教えてくれた」(Aさん)。
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研究者の仕事
どんな仕事?
「たとえるなら、芸人のような仕事。
自分の持っている芸(技術)を必要としている場所(研究所)で披露する仕事です」と研究者のHさんは話す。
研究対象物を扱うには、プロフェッショナルとしての技術が必要とされる。
たとえばHさんの場合は、たんぱく質の扱い方についてのトレーニングを大学時代に受けている。
生き物を扱った研究や実験にかかる期間はさまざま。
実験であれば数日から1年ぐらい。
ひとつのテーマを研究するとなると、結論が出るまでに数年かかることもある。
「生ものを扱っているので、実験結果が出るまでは休めない場合もあります」(Hさん)。
収入はいくら?
Hさんは現在、特別研究員という形で企業に従事しており、正式な社員ではない。
現在の年収は約300万円。
研究職として企業に就職した場合、30歳で年収は500万〜600万円。
大学の助手では年収400万〜500万円、大学の教授になると1,000万円ほどになる。
研究者になるには?
大学で博士号を取ることが研究者の必須条件。
そのうえで「楽天的で、集中力があり、好奇心が強いこと」の3つが、研究者に必要な要素。
実験に失敗しても、その要因を考えて次に進んでいけるバイタリティがないとつらい仕事である。
自分のやりたいテーマに国や会社がお金をかけてくれるかどうかも重要。
最近ではたとえば脳の研究が注目されているテーマのひとつだが、流行っている研究テーマには、企業や大学もお金を出してくれることが多い。
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僧侶の仕事
どんな仕事?
「僧侶=行というイメージがあるが、行というのは悟りを得るための方法のひとつで、仕事とは言えない。
そもそも僧侶は職業ではない。
営利目的もない。
強いて「仕事」と言うならば、宗門と檀家から預かっている寺を運営・管理していくこと。
宗派や寺によって、行や仕事の内容はさまざまだ。
修行道場などでは午前4時の起床は当たり前で、それから読経など1日のお勤めが始まる。
和合聖堂の場合は、通夜・葬儀における儀式斎場としての仕事を中心に、壇家への法要を執りおこなっている。
墓の管理や境内のメンテナンスなどもある」(僧侶のHさん)。
収入はいくら?
寺の収入源としては、葬儀や通夜をはじめ、法要、墓の管理、お布施といったものが考えられるが、必ずしもお金でなければならないというわけではない。
あらかじめ金額を決めている寺もあるが、明確な茎準などはない。
寺の収入だけで生計を立てるのは容易でなく、寺の仕事以外に、学校教師や幼稚園の経営などをする寺院も多い。
修行中の僧侶のなかには、衣食住だけということもある。
ちなみにHさんは月給制で、30万〜40万円ぐらいという。
僧侶になるには?
仏教学部のある宗門大学で学んだり、寺へ弟子入りするといった方法がある。
浄土宗では京都の彿教大学、東京の大正大学など。
僧侶になる年齢制限はないが、「実際の修行は考えているよりかなり厳しいものがあり、体力勝負だ」とHさんは話す。
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