研究者の仕事
どんな仕事?
「たとえるなら、芸人のような仕事。
自分の持っている芸(技術)を必要としている場所(研究所)で披露する仕事です」と研究者のHさんは話す。
研究対象物を扱うには、プロフェッショナルとしての技術が必要とされる。
たとえばHさんの場合は、たんぱく質の扱い方についてのトレーニングを大学時代に受けている。
生き物を扱った研究や実験にかかる期間はさまざま。
実験であれば数日から1年ぐらい。
ひとつのテーマを研究するとなると、結論が出るまでに数年かかることもある。
「生ものを扱っているので、実験結果が出るまでは休めない場合もあります」(Hさん)。
収入はいくら?
Hさんは現在、特別研究員という形で企業に従事しており、正式な社員ではない。
現在の年収は約300万円。
研究職として企業に就職した場合、30歳で年収は500万〜600万円。
大学の助手では年収400万〜500万円、大学の教授になると1,000万円ほどになる。
研究者になるには?
大学で博士号を取ることが研究者の必須条件。
そのうえで「楽天的で、集中力があり、好奇心が強いこと」の3つが、研究者に必要な要素。
実験に失敗しても、その要因を考えて次に進んでいけるバイタリティがないとつらい仕事である。
自分のやりたいテーマに国や会社がお金をかけてくれるかどうかも重要。
最近ではたとえば脳の研究が注目されているテーマのひとつだが、流行っている研究テーマには、企業や大学もお金を出してくれることが多い。
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