クリエイターの衿持
一般にクリエイターの収入は驚くべきはど安い。
たとえば直木賞クラスの作家であっても、雑誌に原稿を書く場合、400字1枚書いて数千円という世界。
日本の文化として世界に誇るべきアニメでも、セル画を1枚書いて150〜200円にしかならない。
演劇の世界では、よほど売れている劇団でなければ、食べていくのは不可能に近い。
たいていは自分から持ち出しを覚悟しなければならないのが実情だ。
クリエイターは自由な仕事の半面、生きていくこと自体が、大きな仕事になっている。
一見華やかなようでいて、実際の仕事はきわめて地味。
マメな人でなければ続けられない。
おまけに将来的な保証は何もない。
では、何故続けていくことができるのか。
良いものを創り、人に喜んでもらう − そんな衿持=プライドがあるからだ。
君は、いまの仕事に衿持をもっているだろうか。
もしないとしたら考えてほしい。
人は給料のためにだけ働くのではない。
生きていく収入があれば十分という人も大勢いるのだ。
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