当サイトの更新情報をお届けします!フィードの購読はこちらから。
劇団主宰の仕事
どんな仕事?
劇団のコンセプトづくりから芝居制作、運営まですべてを決める総責任者。
主宰者が演出と脚本を兼任するケースが圧倒的に多く、なかでも演出は主宰者が必ず担当する。
役者との仕事の違いは、稽古以外に脚本やコンセプトづくり、場合によっては公演のPRや運営の資金繰りといった制作の仕事まで兼任すること。
どんな仕事?
大半の小劇団では主宰者といえども役者同様、公演による収益は見込めない。
公演を1回打つのに、会場費やチラシの制作を含めて約200万〜300万円の出費がかかる。
観客動員数のひとつの壁といわれるのが3,000人だが、この数字を超えると個人的な持ち出しはなくなるという。
さらに1万人を超えれば、主宰はもとより中心の役者にギャラを支払うことができる。
『夢の遊眠社』や『第三舞台』など、動員数3万〜4万人の大きな劇団に成長すれば、テレビの出演料や雑誌の連載・著作の印税など、公演以外の収入が見込めるようになる。
劇団主宰になるには?
どういう芝居をやりたいのかをきちんと持っていることが第−の条件となる。
芝居づくりのなかでは、役者ではなく演出家を目指すことから始めるといい。
自分で脚本を書くことができれば、なおペスト。
役者をはじめ、脚本家、舞台美術、舞台照明などの幅広い人脈をもつことも必要となる。
現場を仕切る立場から、統率力が問われてくる。
始める劇団のコンセプトを固めたら後は役者やスタッフを集めて新たな劇団を旗揚げすべし。
カテゴリー:映画・演劇の仕事
劇作家の仕事
どんな仕事?
芝居の脚本を書く仕事。
脚本の個性が劇団のカラーや方向性を決めてしまうことも多い。
劇作家が大御所の場合はそのまま上演されるが、ほとんどの芝居は稽古の過程で、役者のキャラクターに合わせてセリブやストーリーの一部が変更される。
このため、脚本を書くだけではなく、稽古の革初から最後まで参加することもある。
収入はいくら?
小劇団に所属する劇作家の場合、最初はほとんど収入がない。
多くの場合、バイトで月々の生活費を稼ぎながら芝居を続けていく。
一般誌や女性誌にエッセイや評論などのレギュラーページをもてば、年収400万〜500万円ぐらいになることも。
中堅劇作家のなかには年収700万〜1,000万円程度を稼ぐ人もいる。
原稿料の相場は400字詰め原稿用紙1枚分が一般誌や女性誌で7,000〜8,000円。
大御所になると同1万〜2万円。
演劇専門誌は安く、1本の原稿で1,500〜2,000円。
上演された戯曲には本来、1舞台10万円程度の著作料が支払われることになっているが、現実にはクレジットが入るのが精一杯という。
劇作家になるには?
最初から劇作家を目指す人はほとんどいない。
芝居をやりたいという思いが先にあり、その延長線上で脚本、演出、制作と自然に役割が決まってくる。
劇作家に与えられる数少ない賞のひとつ、岸田國士戯曲賞にしても、上演された作品のみに限られている。
カテゴリー:映画・演劇の仕事
演劇ジャーナリストの仕事
どんな仕事?
役者をはじめ演出家、脚本家など、さまざまな新しい才能にいち早く出会うことができる仕事。
新しい才能をバックアップして、世に出していくところに演劇ジャーナリストの醍醐味がある。
夕方から毎日のように芝居を見に出かけ、夜は原稿を書くというのが演劇ジャーナリストの一般的な仕事スタイル。
週に3〜4本、月15本の芝居を見るという。
この10年間で演劇コーナーを設ける総合雑誌が格段に増え、その分、演劇ジャーナリストの活躍の場は広がってきている。
収入はいくら?
一般雑誌や演劇専門誌の原稿料が主な収入となる。
媒体の種類により原稿料は異なり、いわゆるメジャーな一般誌の演劇コーナーへの寄稿であれば、400字詰め原稿用紙1枚で約1万円、これが演劇専門誌になると2,000字ほどの劇評1本書いて、だいたい1万円という。
演劇ジャーナリストになるには?
演劇雑誌や情報誌に原稿を投稿して、認められるという方法がある。
たとえば『テアトロ』では「作家論」の原稿を一般公募しており、新しい書き手の発掘に努めている。
投稿先としては『演劇ぶっく』『ソワレ』などの専門誌、『ぴあ』『シティーロード』といった情報誌などが挙げられる。
このほか、現場の視点から原稿が書けるという意味では、劇団の制作から演劇ジャーナリストになる手もある。
一般的には、演劇雑誌や情報誌の編集者から出発するケースが多い。
カテゴリー:映画・演劇の仕事
演劇制作の仕事
どんな仕事?
舞台以外のすべての仕事を引き受ける。
劇場のスケジュール押さえに始まり、稽古場の確保、スポンサー探し、予算の作成、スケジュールの作成と進行管理、新聞・雑誌など各種媒体に対する宣伝活動、ポスター張り、宣伝ツールの作成、アンケートの集計と分析といったマーケティング、顧客管理など、枚挙にいとまがない。
これまで菊いとされてきたお客への対応は、劇団にとって今後とくに重要な課題になっている。
収入はいくら?
ひとつの目安として、観客動員数3,000人を超えるまでは、収入は一切見込めない。
動員数1万人を超える大きな劇団でも、制作担当者のトップで月給17万〜18万円ぐらいと言われる。
ただし、豊富な人脈を生かし、プロデューサーとして劇団とは別にプロデュース講演を依頼されるケースも多く、そうした副収入が見込める。
「小劇団のお助け人」との異名をもつKさんは、他の劇団の顧客管理やチラシの配布などを引き受けるという新しい制作者のスタイルを確立している。
収入はその人の才覚次第といえそう。
演劇制作の仕事をする為には?
劇団を育てようという情熱さえあれば、なれる。
問題はやはり収入がないということ。
このため、これまでは自宅通いの女性で比較的裕福な家庭の出身者が多かった。
今後はいかに劇団をビジネス的な面で成功させ、仕事として確立していくかがひとつの課題になっている。
そこではプロデューサー的な資質が問われてくる。
カテゴリー:映画・演劇の仕事
舞台監督の仕事
どんな仕事?
芝居やコンサート、イベントを企画・演出・運営・管理する総合プロデューサー。
美術や照明、音響など、各担当者の意見を汲みながら、ひとつの作品をベストのかたちに仕上げていく。
日本ではまだ、商業演劇とコンサートを除いて舞台監督という仕事自体が確立されていない。
純粋に舞台監督を仕事にしている人は全国に50人弱で、とくに演劇では役者やスタッフが舞台監督を兼ねるケースが多い。
しかし、たとえば結婚式などのイベントや各種展示会にも結局は舞台監督が必要なわけで、この仕事に対する社会の認識が高まれば、今後はもっと活躍の場が増えると思われる。
舞台監督Mさんの場合は、これまで自分から劇団などに仕事を売り込んだことは、ほとんどない。
過去の仕事を見ていてくれた劇団から依頼があり、意気投合して仕事になるケースが多いそうだ。
収入はいくら?
完全な能力給。
1人の舞台監督に対するニーズは、時代やトレンドに左右される部分も多い。
このため一度ピークを迎えた後、年とともに年収が下がっていくこともあり得る。
一般的には、Mさんのように10年近くのキャリアがある人で年収500万〜600万円。
舞台監督になるには?
とにかく、できるだけ多くの芝居やコンサートを自分の目で見ること。
照明や音響など、舞台に関するすべてに興味をもち、自分の良いと思うものを探して吸収することが大切だ。
役者や大道具あがりの舞台監督が多いので、まずはどこかの劇団に入るのが手っ取り早い方法かもしれない。
カテゴリー:映画・演劇の仕事
舞台照明の仕事
どんな仕事?
さまざまな明かりを使って、舞台やイベントなどを演出する仕事。
芝居、ファッションショー、コンサートなど、活躍の場は広く、キャリアを積む過程で好きな分野に特化していく。
芝居の照明には、リアリティーとファンタジーの要素が求められるのに対し、ファッション・ショーでは素材を引き立たせるために、フィルターをかけずにホワイトで処理するなど、仕事をする分野により手法が異なる。
収入はいくら?
オペレーターは1日で2万〜3万5,000円というのが相場。
デザインの仕事は、仕事の種類やその人のキャリアによってさまざまだが、1本あたり平均40万〜50万円、著名な人になると数百万円単位になる。
フリーで仕事をする場合は、その人の仕事量による。
会社組織に所属して仕事をする人なら、10年選手で、月給35万〜40万円、年収500万〜600万円の収入となる。
初任給は18万円ぐらいから。
舞台照明として働くには?
とくに必要な条件はなく、関東だけでも100社はあるという照明専門の会社に入社するといい。
専門学校のなかには、照明クリエーティブ科といった名称で照明を専門に教えるコースを設定しているところもある。
舞台照明として働くKさんは、
「異体的な照明技術は会社に入ってからいくらでも学べます。
それより映画や芝居、コンサートなどをたくさん見て、目を養っておくことの方が大切」と言う。
照明をやるにあたっては、コンサートや芝居など好きな分野をもつことも重要である。
カテゴリー:映画・演劇の仕事
映画評論家の仕事
どんな仕事?
とにかく映画を観るのが仕事なので、月に最低でも20本、多いときは40本の映画を観る。
その合間に映画専門誌や一般誌などの連載をコンスタントに抱えている。
だから、試写が行われる昼間は映画を観て、夜は原稿を書くという生活。
原稿を書くためには、その映画監督の前作をレンタルビデオ屋で借りて見直したり、資料としてさまざまな本も読む。
試写会だけでなく、一般の人と同じように映画館に足を運ぶことが必要。
年に何回かは海外の大きな映画祭に出席する。
収入はいくら?
企画構成料を含まない原稿料の相場は400字詰め原稿用紙1枚あたり2,000〜4,000円。
ただし、映画専門誌の原稿料は安い。
一般誌に比べて半分以下のことが多く、1枚1,000円以下の場合もある。
逆にカタログやPR誌の原稿料は良く、1枚5,000円以上のところもある。
映画評論家だけで食べていくことは難しく、映画会社の宣伝コンサルタントやフリーの編集者、大学の講師・教授など、他の職業と兼ねている人がほとんど。
映画評論家になるには?
最も近道なのは、映画関連の会社に入ること。
現在活躍中の映画評論家の多くが、映画会社の宣伝マン出身。
映画専門誌の編集者や新聞社の映画担当記者などから、映画評論家になるバターンも多い。
「厳密にいえば、日本では映画評論は成立しない。
評論家というより記者に近いスタンスと考えてほしい」(映画評論家のAさん)
カテゴリー:映画・演劇の仕事
特撮カメラマンの仕事
どんな仕事?
ただ単に絵を撮るというだけではなく、あるイメージの場面を作るときに、どうすればそれができるかを提示するのもカメラマンの仕事。
特撮をやっている人は、カメラの回転スピードからフイルムの特性までよく知っているし、どんなアングルで撮ってどう合わせればそのシーンを作れるか、すぐに計算できる。
ハードとソフトの両方の方法論をもっており、何にでも対応できるため、現在はCMや映画で活躍している人も多い。
収入はいくら?
カメラマンとしてのキャリアや、テレビ、映画、CMなど媒体によって収入は異なる。
大まかな目安としては、テレビドラマの場合、月契約で高い人が80万円、平均すると40万〜50万円ぐらい。
映画の場合は1本単位で、600万〜800万円ぐらい。
その撮影には準備期間も含めて約半年かかるので、月計算でいくと100万円ぐらいになる。
同じくCMも1本単位の契約となり、15〜30秒のCMなら撮影に1〜2日間費やして35万〜50万円ぐらいという。
特撮カメラマンになるには?
特撮は現在、円谷プロのほか、東映や東宝が手がける程度。
いずれも定期の採用はおこなっていない。
このため特撮の技術を習得するには、何らかのコネクションを頼りにフリーの特撮カメラマンの助手になるほかはない。
特撮は一度に多くのカメラを回すため助手の需要は高い。
また特撮カメラマン自体の需要も多いので、チャンスはある。
カテゴリー:映画・演劇の仕事
俳優の仕事
どんな仕事?
本来はテレビや映画、舞台などに登場して演技するのが仕事。
俳優のほとんどはプロダクションや芸能事務所に所属して、仕事のマネジメントを委託している。
しかし現在では、「タレント」などとの区別が難しくなっており、俳優の個人的な組合である日本俳優連合では「一般に歌手といわれている人でも、希望があれば加入できる」とのこと。
日本の場合、演じる側とわれわれ観る側の双方で、「俳優」の定義が明確になっていないのが現状。
収入はいくら?
俳優は自分に設定されたランクによってギャラが決まってくる。
たとえばNHKの場合、30分以内のテレビ番組1本に出演すると、最低ランクで1万5,000円、最高ランクでも13万円と決まっている。
同じく民放では、最低3万円で最高が30万円。
この数字はあくまで建て前。
スタークラスになるとギャラが1ケタ違ってくるのは当然だという。
事務所・プロダクションはこの金額から25%ほどのマネジメント料を取るのが一般的。
俳優になるには?
「俳優はいつも芝居の現場にいないと腐ってしまう」(俳優のYさん)。
まずは、劇団やプロダクションに入って芝居を演じる側になる。
演劇関連の雑誌には劇団員募集や、映画の主演クラスの公開オーディションの告期が出ている。
芝居を勉強しながら、自分を売り込んでいくことが大事。
1人のマネージャーが複数の俳優を担当していることが多いので、彼らに対して自分を売り込んでいくことが俳優になる第一歩かもしれない。
カテゴリー:映画・演劇の仕事
映画監督の仕事
どんな仕事?
映画のテーマ出しから原作、キャスト、脚本家の選定まで、自分で企画をもち込んで監督をする場合と、制作プロダクションやスポンサーが企画した映画に監督として雇われる場合の2通りがある。
いずれにしても、制作に関する現場の責任者となる。
芝居の演出を担当するほか、脚本やカット割り、カメラワーク、美術、音声などすべてのパートに対して責任および権限をもつ。
収入はいくら?
劇場用映画を1本撮った場合、新人監督なら100万〜150万円、ベテラン監督で1,000万〜2,000万円の収入になる。
ただし、自分でお金を集めて映画につぎ込む監督も多い。
興行収入に即して歩合でギャラをとる人も。
映画がビデオ化された場合は、小売価格の一律175%が印税として監督の収入になる。
ビデオ映画の場合は印税がなく、撮りっ放しという。
映画監督になるには?
映画会社が現場の制作者を抱えていた苔と異なり、最近は活躍中の映画監督に弟子入りし、助監督としてキャリアを積んで、紹介や推薦で監督になるのが一般的。
優れたシナリオに与えられる「城戸寅」などを受賞して、脚本家として出発してから監督になる人もいる。
ただし、ビデオマーケットから登場してきた鶴田法男監督のように、今後は幅広い分野から映画監督が出てくるはず。
ゲームクリエイター出身の映画監督が登場してきてもおかしくはない。
「映画が本当に好きだということが大切で、それ以外に方法はない」と鶴田監督も言い切る。
カテゴリー:映画・演劇の仕事


