画廊店主の仕事
どんな仕事?
画廊店主のNさんの場合は、作家の紹介や、他の個展でいいと思う絵に出会うと、その作者に直接交渉する。
話が決まれば、パンフレットの制作や作品の運搬など、個展の準備をおこなう。
「ただし、うちのような画廊のやり方は、ちょっと変わっているかもしれない」とNさん。
普通の画廊では、資産価値のある「売り絵」を画商が売買して利益を出していくが、Nさんの画廊では絵を売買して、より利益を増やしていこうという考えをとっていない。
「売れる絵」ではなく「好きな絵」を扱っているからである。
収入はいくら?
その画廊で取り扱う絵の値段によって収入は異なる。
Nさんの画廊では、個展の経費をすべて画廊側で持っているが、1回の個展を開くのに300万〜400万円かかる。
この場合、個展で絵が1点も売れないとまるまる赤字になってしまう。
絵の値段は、大きさ(号数)によって決められているが、100号(162.1cmX130.3cm)の絵で700万円ほど。
作家によっては数千万円ということもある。
画廊店主になるには?
絵が好きなら、誰にでもできる仕事。
絵を売り買いするノウハウは、現場で覚えて身につけるのがいちばん。
「この仕事には定年がないので、自分に探求心さえあれば、一生現役でやっていける仕事です」とNさんは話す。
いい絵を判断できれば利益を上げられるが、ひとつ間違えると潰れてしまう可能性もある。
絵を見る目を養うには、二科展や個展など、たくさんの展覧会で本物の絵をどんどん見るのがいい。
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