喜劇役者の仕事
どんな仕事?
「演技というのは、どうしたってその人物本人には100%なれないけど、なりきろうと思う努力をすること。
それから何と言っても、喜劇は観客に笑ってもらうことが第1条件」(喜劇役者のYさん)。
収入はいくら?
Yさんが劇団で芝居をやっていたころ(昭和30年代)は、月に6,000円ぐらいの収入しかなかった。
ラーメン1杯が35円、1人暮らしの部屋代が3,000円ぐらいだった当時でも、生活していける給料ではなかったという。
それから数十年、物価も劇団員の給料も高くなったが、芝居だけで生計を立てることの難しさはいまも変わらない。
「芝居だけで生きて行くのは大変なんですよ」(Yさん)。
喜劇役者になるには?
「我々が若い頃、喜劇を目指したというのと、いまの若い人たちが目指すものには、ずいぶん隔たりがあるように思います」とYさんは話す。
笑いの質は時代とともに変化するといわれるが、「笑いを目指す人はいても、喜劇を目指す人はいないんじゃないの?
喜劇みたいに面倒くさいものは目指さないでしょ。
どっかの劇団に入って下積みしなきやいけないし、役がつくかどうかもわからない。
喜劇ってのは面倒だよ」。
それでも目指したい人は、テレビや映画に出演する前に1度でも舞台を踏んだ方がいいと、Yさんはアドバイス。
喜劇専門の劇団を見つけて入団するか、もしくは自分で旗揚げしてもいい。
「でも喰えないんですよね…。
でも入って来て欲しいな…、」とYさんはつぶやく。
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