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写真家の仕事
どんな仕事?
写真家は、創る写真を専門的に撮る人と、報道や記録を主として撮る人の2つに大別される。
ほとんどの場合、得意分野をもっており、人物だ廿を撮る人や、山岳や動物などを専門にした写真家もいる。
フリーの写真家はふつう、スタジオやプロダクションを経営している。
独自のテーマや素材をもち、特定の地域に住居を構える写真家も。
海外に長期にわたって滞在する写真家も多い。
収入はいくら?
「写真家になったら、最初の頃はモデルのときの10分の1に収入が減った」と写真家のAさんが言うほど、この世界は厳しい。
好きでないとやっていけない仕事。
作品の点数とは関係なく、テーマに対して契約を穐び料金を取る場合と、作品の点数によって料金を取る場合がある。
後者の場合、作品を買い上げる方式と、作品の使用に対して使用料金を支払うケースがある。
写真集を出版した場合は印税としての収入も得られる。
いずれにしても、まず自分の作品に出資してくれる人が必要になる。
写真家になるには?
プロになるには写真について相当な技術と知識の裏付けが必要になる。
そのため、まず写真の専門学校で必要な技術や知識を身につけておく。
一人前になるまでには平均5年はかかる。
好きな写真家に就いて勉強するという方法もある。
「誰かに師事しても、その人に依存せず、自立している意識が大切です。
そして一等大切なのは、同じ夢をもっている仲間をたくさん作ること。
それが助けになり、励みになりますね」(Aさん)。
カテゴリー:ビジュアル関係の仕事
映像作家の仕事
どんな仕事?
写真、テレビ、ビデオ、CF、映画などのメディアを使って、映像作品をつくる仕事。
一般に8ミリビデオ、ベータカム、16ミリフイルム、35ミリフイルム、ハイビジョン、CG映像の順に製作費が高くなり、予算に応じて使い分ける。
レンズづくりから撮影、編集まで、一貫したポリシーをもって作品をつくる。
映像作家のさんは、
「体力勝負できついわりに儲からない。 だがその分100%自由な仕事」と言い切る。
収入はいくら?
ギャランティーでなく、作家性をプライオリティの第一にして、仕事を受けるため、自らプロダクション経営をしていない限り多くの収入は期待できない。
年収の相場としては、好きな分野だけを引き受ける人で、500万〜600万円ぐらい。
プロダクションに所属し、何でも引き受ける人なら、1,000万円以上を稼ぐことが可能。
また一方では自責で何年もかけて富士山を撮り、1本のビデオにまとめるという人もいる。
このため、映像作家の年収はその人のスタイルによって200万〜3,000万円と幅広い。
映像作家になるには?
映像科のある大学や専門学校で基礎技術を学び、映像制作の代理店に入るのが一般的なルート。
代理店は大手を除くと、テレビ、CF、音楽プロモーションビデオなど、それぞれに専門分野をもっている。
自分が撮りたいのはドラマなのか、ドキュメンタリーもしくはアートビデオ的な映像なのか、ある程度の方向性を決めておきたい。
カテゴリー:ビジュアル関係の仕事
エディトリアルデザイナーの仕事
どんな仕事?
ライターの書いた文章と、写真やイラスト、図表などを使って、それらを構成する出版物の「演出家」。
雑誌や企業のPR誌、パンフレットなどさまざまな裸体を扱う。
企画などの打ち合わせ段階から参加して、貴後の印刷の上がりをチェックするまで、トータルにかかわる仕事になることが多い。
収入はいくら?
雑誌の場合、ページごとの単価が決まっている。
相場は1ページ5,000円から1万円。
PR誌の場合はその2〜3倍になる。
1冊のパンフレットを丸ごと引き受ける場合は、デザイン料とは別に、アートディレクションの収入が得られる。
いずれにせよ、クライアントの予算によって違いがあり、打ち合わせから印刷までかかわると割に合わないケースも出てくる。
「しかし、それは次の仕事への投資だと思っている」とエディトリアルデザイナーのKさんは割り切る。
デザイン会社にアシスタントで勤めた場合は、新卒で月給15万円が相場だ。
エディトリアルデザイナーになるには?
エディトリアルデザイナーになるからといって、専門の学校に通う必要はない。
「僕は高校生の頃から、印刷会社でアルバイトをしていました。
そこで学習したことよりも深い知識を身につけようと、専門学校に通ったものの、役に立つことがなかった。
デザインをやりたいと思う気持ちの方がもっと大切」とKさんは話している。
また、Kさんは良いデザインをするために「コンディションを整えること」にとくに気をつけている。
カテゴリー:ビジュアル関係の仕事
グラフィックデザイナーの仕事
どんな仕事?
ポスターのデザインをはじめ、本の装丁、パッケージ、商品のロゴマーク、Cl(コーポレート・アイデンティティ)計画、建築物のデザインまで、グラフィックデザイナーの仕事は実に多種多様。
コピーライターやカメラマン、イラストレーターなど、チームワークによる広告制作を監督するアートディレクションの仕事もある。
アーティストとの違いはクライアントに依頼されて仕事が成り立つこと。
クライアントの要望にどれだけ応えることができるか、ということがポイントになる。
収入はいくら?
会社の規模や本人の実力によって差があるが、デザイン会社の平均月収は19万3,000円。
独立したデザイナーの収入は、クライアントなどによって違うので、一概にはいえない。
「グラフィックデザイナーは自分の仕事が形に残る喜びがあり、常に新しいクリエイティブができるように挑戦していく素晴らしい仕事。
お金には変えられない大きな価値があると思っています」とグラフィックデザイナーのHさんは話す。
グラフィックデザイナーになるには?
デザインの基本は手作業にある。
版下制作をはじめ、基本的な技術を身につけることが重要。
また諦めずに続けられる情熱と根気が無ければ勤まらない仕事でもある。
ある程度の才能やセンスももちろん必要。
Hさんの場合は、自分が行きたいと思ったデザイン事務所へ行動を起こしたことが大きなチャンスになった。
「人との出会いがとても大切です」とHさんは話す。
カテゴリー:ビジュアル関係の仕事
一人前のプロになるには?
プロになるには、特別な才能が必要だろうか?
たぶん答えは「NO」だ。
生まれついての才能は、仕事を始めるきっかけにはなる。
才能だけで仕事をしてきた人ばかりじゃない。
たとえば「こんな文章を書いてみたい」といった気持ちから仕事を始めた人が多い。
理想の仕事像をもつことは誰にでもできる。
だが、それを実際におこなっていくのは容易ではない。
人はみな試行錯誤しながら何かを体得する。
それが自信につながり、少しずつプロに近づいていく。
プロの仕事は最初にそんなエネルギーがあって、技術やセンスは仕事を持続することで蓄積されていったのだと思う。
だから、ひとつの仕事には、その人がもっている実力や、込めた気持ちがすべて反映されている。
いまは昔のように師匠に弟子入りして仕事の技術を盗むといったやり方を選ぶ人は少なくなってきた。
先輩たちのやり方に学ぶのも、プロになるためのひとつの近道だ。
カテゴリー:ビジュアル関係の仕事
アニメーターの仕事
どんな仕事?
絵コンテに沿って描いた絵をイメージ通りに動かす仕事。
基本的には個人で作品をつくり上げていくマンガに対して、アニメーションの場合はレイアウト、原画、動画、背景、仕上げといった分業化された作業を集団で進めていく。
アニメーターのAさんのように、最近ではCGを用いてアニメを制作する人も登場してきている。
この場合はすべてのパートをコンピューターの画面上で7人でこなすことができるようになってきた。
収入はいくら?
セル画で描くアニメーションの場合、テレビ番組1本の制作費は相場が800万〜900万円で、ここ10年ほとんど変わっていない。
このため、アニメーターの平均月収は約16万円程度と決して高くない。
セル画1枚あたり150〜200円となる。
CGアニメの場合は1秒10万円が相場だが、5〜6秒のワンシーンになると人によって、30万円から300万円までと製作費のランクが異なる。
このため、年収ペースでは500万〜2,000万円と大きな差が出てくる。
コンピューターやソフトの維持費として年間に数十万から数百万円の出費があるという。
アニメーターになるには?
CGの登場により描く技術自体はそれほど重要ではなくなってきている。
とはいえ、面白い絵を考え出すセンスはむしろ以前より問われるようになってきた。
やはり本格的な絵の勉強を積んでおいた方が有利。
「作品をたくさん描きため、人びとの目に触れる機会をつくって、自分を積極的にアピールすることが大切」とAさんは話している。
カテゴリー:ビジュアル関係の仕事
イラストレーターの仕事
どんな仕事?
イラストレーターは広告宣伝物の制作担当者や出版社、印刷会社などから仕事の依頼を受ける。
雑誌や書籍などの挿絵のほか、イラストの原画がグラフィックデザイナーやアートディレクターにポスターなどの「素材」として扱われたり、装飾に使われることもある。
制作の手法としては、写実や戯画化、デフォルメ(変形)などさまざま。
イラストレーターのUさんの場合は描くときに墨を使うが、切り絵や貼り絵などのペーパークラフトも表現手段になる。
収入はいくら?
フリーのイラストレーターを斡旋するある機関によると、イラスト1点につき新人で3,000円から。
中堅クラスでは20万〜30万円。
さらに著名なイラストレーターになると1点につき50万円や100万円という場合もあり、ほとんど本人の実力やネームバリューなどが大きく影響する。
フリーのイラストレーターが生活に十分な収入を得るのは難しく、アルバイトや他の仕事を兼ねて収入の足しにするケースも少なくない。
イラストレーターになるには?
必ずしも美術系の大学や専門学校を出る必要はない。
デッサンなど基礎的な技術を身につけておくことは決して無駄にはならないが、より多くの人に認められるには、むしろ優れた才能と独自のセンス、強烈で魅力的な個性を持つこと。
イラストレーターはほとんどの場合がフリーで、仕事を受けるためには広告代理店や出版社へ自分の作品を持ち込むか、あるいはイラストレーターの作品を料金をとって斡旋する機関を利用する。
カテゴリー:ビジュアル関係の仕事
装飾アーティストの仕事
どんな仕事?
「こんな雰囲気にしたい」という顧客の希望を空間で表現する。
絵を描く場所や表現する材料は特定しない。
具体的には、新しくオープンする店や店内改装のための装飾の仕事がある。
店内に飾る絵や、壁に飾るための絵、看版の制作などをおこなっている。
仕事はまず打ち合わせから始まる。
お互いの感性がズレていては仕事にならないので、相手がもっているイメージや予算についてじっくり話し合う。
「雪の日に、使い捨てカイロを10個くらい体に張り付けて壁に絵を描いたりすることもある。 けっこう肉体労働が多い」(装飾アーティストのTさん)。
収入はいくら?
1回の仕事で入ってくる収入は、個人の力量や顧客の予算などによる。
装飾アーティストの仕事を初めて半年ほどのとき、Tさんは、バーの店内改装のために4メートルの壁画を描く仕事を35万円の予算で引き受けた。
制作期間は1ヶ月。
決して高い金額とはいえない。
Tさんは「仕事の話がきたら、この人の仕事なら引き受けたいと感じられるかどうかを基準に判断する」。
装飾アーティストになるには?
絵を描くための基本的な技術はもっていた方がいいので、美術大学や専門学校で学ぶのもひとつの手段だ。
しかし技術的に絵が上手なだけではダメ。
イメージを膨らませる創造力や、経験のないことでもとにかくやってみる積極性が大切だ。
ネットワークはできるだけ広くもつこと。
自分の作品をより多くの人に知ってもらうために個展を開くといい。
カテゴリー:ビジュアル関係の仕事
漫画家の仕事
どんな仕事?
漫画家がデビューすると、必ず担当の編集者がつく。
たいていは先に描くページ数や、おおよそのテーマが決まっていて、締め切りに合わせて作品を仕上げていく。
仕事の行程は
(1)プロット(構想)を作って担当者に相談
(2)ネーム入れ(簡単なコマ割りとセリフを紙に描く)
(3)担当者に読んでもらい、わかりにくいところをチェック
(4)ケント紙に下書き、ペン入れ、スクリーントーン、仕上げ − の順。
それぞれの行程にかかる時間は個人差が激しい。
収入はいくら?
漫画雑誌に描く場合、1ページあたりの単価が出版社ことに決められている。
新人の場合は1ページ数千円が相場。
新人以外は漫画家の人気度やキャリア、実力によって変わる。
コミックスにかかる印税は定価の7〜10% × 部数。
とにかく作品を描くスペースがないと収入はない。
多くの作品を描き、ヒットさせるためには、本人の実力もさることながら、自分の個性をうまく引き出してくれる良い編集者にめぐり会うことも大切。
漫画家になるには?
漫画雑誌があふれている現在では、漫画家への窓口はかなり広いといえる。
プロのアシスタント(給与相場は日給1万円)になるのもいいが、自分の作品を編集部やプロに直接持ち込む方法もある。
現在発行されているほとんどの漫画雑誌では漫画スクールが設けられている。
作品をプロに近い人に見てもらい、積極的に売り込んでいきたい。
カテゴリー:ビジュアル関係の仕事


