ノンフィクション作家の仕事
どんな仕事?
ノンフィクションやルポルタージュといっても、事実をただそのまま書くわけではない。
素材を自分なりに咀嚼して、独自の筆致やリズムで書くところに、この仕事の快感がある。
どんなテーマを取り上げるにしても、文章はそのテーマを通じておこなう自己表現のひとつだ。
どこまで思い入れることができるかで、内容の充実度や満足感が決まってくる。
ひとたび自分が面白いと思ったら「ず抜けた」好奇心をもち、面白くないことは書かないという心構えが欲しい。
文章のテクニックだけで流してしまうのは後味が悪い。
収入はいくら?
新たに雑誌の連載などを始めるとき、あるノンフィクション作家は他の媒体やテーマとのバランスを図りながら自分で原稿料を決めている。
取材の際はできるだけ編集者に同行をお願いし、交通費などの取材経費はすべて出版社に負担してもらう。
駆け出しの頃は自分で原稿料を決められるとは限らないが、どんな仕事でも受ける若いライターのなかには、収入がかなり多い人もいるという。
ノンフィクション作家になるには?
もの書きの世界に飛び込むきっかけとして、いわゆる「データ原稿」を書いて編集者に認めさせる手がある。
しかし、いずれにしてもある程度の力量がなければ話にならない。
マンガの世界と同様に「ヘタウマ」の文章が受ける傾向もあるが、
「自分のエンターテインメント性を把握しているのならいいが、ただの下手では困りもの」(ノンフィクション作家のSさん)。
文章の上達は、なんといっても量を書くことと地道な習練に尽きる。
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